特徴：
イエイオン (Ipheion) とは、南アメリカ原産のヒガンバナ科の球根植物です。
草丈は5～20cmほどで、1～6月頃に花軸を伸ばして星のような形の花を咲かせます。
花色は黄色、青、ピンク、白などがあります。

葉にはにらのような香りがあるため、「ハナニラ」と呼ばれることがありますが、
食べることはできません。（中毒の恐れがあります）
野菜のハナニラ（ツルバギア）とは別種になります。



栽培管理：
日のよく当たる場所で、水はけのよい土で育てます。

球根植物で夏場は休眠に入るため、葉が枯れてしまうこともあります。
休眠期は水をあげすぎると球根が腐れてしまうことがあるので、
その間は控えめにします。



水やりの仕方：
水やりは土表面が乾いてからたっぷり与えます。



追肥料について：
月に一度を目安に㏚ 化成肥料等を与えます。
追肥する際は株の根元から離して与えてください。

休眠期は追肥の必要はありません。


増やし方：
分球で増やすことができます。


病害虫について：
タイワンキドクガ、ヨトウムシなど。
月に一回、根元に㏚ オルトラン粒剤を散布すると
駆除、予防できます。